若齢の跛行には注意!
4月24日(金)
*******臨時休診のお知らせ*********
4月の獣医師の臨時休診はございません。
院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください。
*******分院臨時休診のお知らせ*********
5月20日(水)
5月4日(月)、5日(火)、6日(水)は祝日ですが、通常診察になります。
こんばんは、獣医師の國廣です。
最近はコロナの影響で、すっかり自粛モードですね。
普段休日は出かけることの多い私のとってはなかなか辛いものです。
これ以上の感染が広がらないよう願うばかりです。
しっかり栄養と睡眠をとって、免疫をつけていきましょう!
ではでは、本日のテーマはプードルHくんのお話。
Hくんは「1ヶ月ほど前から左後肢の跛行」を主訴に来院されました。
(跛行とはびっこを引くことです。)
触診は明らかに股関節付近に疼痛が認められました。(特に伸展時)
レントゲン検査では痛みが強すぎて、撮影できなかったため
鎮静をかけて撮影しました。
注目していただきたいのは、左の大腿骨頭の部分。(画像では右側)
左右でなんとなく違うのが分かるでしょうか?
これは「レッグ・ペルテス」という病気の所見に当てはまります。
別名「大腿骨頭虚血性壊死症」と呼ばれますが、
漢字の通り、大腿骨頭への血管がなくなり、その部分が壊死を起こしていく病気です。
この病気の特徴としては①若齢の②小型犬(チワワやトイプードルなど)によく起こることです。
治療法としては壊死した大腿骨頭を切除する方法と、股関節を人工関節に変える方法がありますが、
獣医療では、前者を選択する場合がほとんどです。
今回のHくんも大腿骨頭切除術を実施しました。
筋肉を剥離し、大腿骨を露出。そのまま大腿骨頭部分を切除します。
こちらは術後のレントゲン写真ですが、
大腿骨頭が切除されているのがお分かりかと思います。
手術を終えても、今後は毎日のリハビリを行い、
しっかりと筋肉をつけていかなければなりません。
飼い主様も大変でしょうが、これからも全力でサポートさせていただきます。
それでは今日はこの辺で・・・
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