薬膳とは?
*******臨時休診のお知らせ*********
百石:6月13日(土)
院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください
こんばんは。獣医師の三浦です。
毎年言っていますが、猫が床で横たわる季節になりました。
今年はつぶちゃんも参戦で、食後にフーッて感じで横になっています。
この場所、涼しいのでしょうね☺
さて、本日は薬膳のお話を🍽
たまに、申し訳なさそうに「キャベツをあげてるんです…」など打ち明けてくださる方がいますが
ペットフード以外のものを与えることは決して悪いことではないです。
ペットフードは栄養バランスという点ではとても優れていますし、
療法食はそのバランスを簡単に調整できるので治療の際にも役に立ちます。
災害時や人に預ける時も、ペットフードは便利です。
でも、ペットフード以外の新鮮な食材や手作りのものも、
美味しくて嬉しいし、自然な栄養が摂れるし、バランスさえ崩さなければ良いことずくしです👏
ずっと下痢が治らなかったこが、色々試した結果、手作りご飯に変えて調子が良くなったこともあります。
我が家はたまに手作りトッピングをしますが、とーっても嬉しそうでこちらも幸せな気分になります☺
じゃあ何をあげたら良いのだろう?
という時に参考にして頂きたいのが、薬膳の考え方です。
食材にはそれぞれのもつ性質があって、
体を温める、冷す、胃腸を整える、呼吸器を潤す、など役割があります。
その中から、季節や体質によってその人に合った食材を選ぶことで体調を整えていきます。
例えば、お肉🍖
同じ肉でも、鶏肉は温める🐓、馬肉は冷やす性質があります🐎
豚肉は温めるでも冷やすでもなく、平性です🐖
鹿肉は鶏肉以上に温める作用が強いので、暑がりな子に与えるとさらに体が熱くなって大変です💦
皆さんよく与えられているキャベツは
食物繊維が豊富で胃腸を整えてくれる性質があります。
ただし生のままだと消化しにくいので、湯がいてみじん切りがお勧めです。
同じ葉物野菜でも、レタスは水分が豊富で体を冷やし、水分代謝を活発にします。
今から始まる梅雨の時期にお勧めの食材は
湿気による浮腫みを取って胃腸を整えてくれるもの。
トウモロコシ、ハトムギ、ジャガイモ、大豆、小豆、ソラマメ、かぼちゃなどがあります。
これらも茹でる・煮る・蒸すなどの調理法で
特に豆類は細かく潰して与えることが望ましいです。
いつもササミとキャベツとブロッコリー与えています!という飼い主様(多いです)
せっかく与えるのであれば
季節と体調に合わせて、色々な食材を選んでみてください🙂
もちろん与えすぎと、偏食にはご注意くださいね👌
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
R.Miura@U-KYO-Animal Hospital
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定