毛が薄いのは?
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こんばんは。獣医師の三浦です。
毎日、朝の連ドラを見るのが日課だったのですが
コロナの影響で再放送に変わり、少し寂しい気持ちです😥
自粛ムードが少しずつ和らいできていますが
第2派の予兆があったり、まだまだ油断大敵ですね。
引き続き予防を徹底していきましょう💪
さて、以前ご紹介したトイプードルのMちゃん。
四肢のふらつきで、椎間板ヘルニアかと思いきや
甲状腺機能低下症で、ホルモン剤の投与で歩けるように戻ってきた子です。
その後、どうなったかというと…
ご覧ください👀
毛がフサフサ🤗
お腹や後肢の辺りがしっかりと生えてきました。
写真では分かりにくいのですが、毛の色も濃く変化しています。
ホルモンって大切とつくづく思います。
東洋医学ではこのように毛の薄い状態は「血虚(けっきょ)」と捉えます。
「血虚」とは、身体の栄養成分である「血(けつ)」が不足している状態。
他の症状としては
・皮膚の乾燥・痒み
・爪がパサパサ
・関節の動きが悪い
・不安・イライラ・不眠
・舌色が薄い
先天不足や病気後の消耗、胃腸の虚弱による生成不足により起こるとされます。
「血」とは西洋医学での血液のことも含みます。
実際に当初は貧血もみられていたMちゃんは、まさに血虚の状態と一致していました。
そして血虚が進むと血の循環が悪くなり、固まった血液は「瘀血(おけつ)」になります。
瘀血は痛みを生じますし、腫瘍や癌へ変化すると考えられています。
だから、早めの対処が必要なのです。
現状、数値も改善し歩けるようになってまあまぁ良い状態ですが、
まだまだ火照りがあったり、東洋医学的には「未病」の状態です。
Mちゃん、これからもしっかりケアしていきましょうね😊
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
R.Miura@U-KYO-Animal Hospital
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定