元気なうちに対策を!
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パピー教室:8月2日(日)、9日(日)、16日(日)、23日(日)
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院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください。
こんばんは。獣医師の三浦です。
先日友人に誘われて、Web飲み会に参加してみました🍻
子育てに忙しい友人が多いので、コロナでなくとも友人に会う機会の少ない私(悲)。
通常では集まれない夜遅くに話をする機会が持てたのは、コロナのおかげですね。
さて、本日はトイプードルのGちゃんをご紹介します。
Gちゃんは「何となく、元気がない」という主訴で来院されました。
極度の怖がりで病院では興奮が止まらないGちゃん。
身体検査もまともにできない状態なので、
飼い主様の希望もあり全身のスクリーニング検査をさせて頂きました。
検査の内容は、血液検査、レントゲン、尿検査。
結果、今回の主訴に当てはまるような原因は見つからず
痛み止めなどの対症療法で様子を見ることに。
症状はすぐに落ち着いて元通りに戻りました🙂
ただ!
この検査でたまたま見つかったものがありました。
レントゲンで認められた異常な塊状物。
緑の線で大きさを測っている円形のものは、通常では見られないものです。
脾臓の腫瘤は、良性のものも悪性のものも存在します。
どちらなのかは見た目だけでは判断がつきません。
そして、良性であったとしても破裂して腹腔内出血を起こす可能性があります💦
Gちゃんの腫瘤は3㎝ほどで、比較的大きいものでした。
悪さをする前に、脾臓を摘出することにしました。
実際の見た目はこんな感じ。
ぷっくり膨らんだところが病変です。
病理検査の結果は、非腫瘍性のリンパ結節性過形成という病変でした。
手術と同時に撮影したCT検査でも悪性腫瘍を疑う病変はなく、
この件はこれで一件落着です☺
今回はたまたま全身の検査をしたので見つかりましたが
実際には出血を起こして初めて見つかるケースも少なくありません。
状態が悪くなる前に摘出できて良かったです。
元気だから大丈夫!
ではなく、
元気なうちに治せるように。
定期的な健康診断をお勧めします。
症状が出てからでは遅いです!
健診コースは色々あるので、年齢によって獣医師と相談してみてくださいね。
そして余談ですが、いざという時はお金が要ります。
こちらも異常が見つかってからでは遅いです😣
ペット貯金、保険加入。
家族を迎えるのであれば、よくよくご検討くださいね。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
R.Miura@U-KYO-Animal Hospital
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定