急患がやって来た!
3月7日(日)
*******臨時休診のお知らせ*********
院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください。
******分院からのお知らせ*********
3月17日(水)は太陽、德田ともに臨時休診となります。
こんにちは。獣医師の田中です。
だんだんと暖かくなって来て、春が来たなあと感じますね。
私は花粉症で春を感じます。今年は非常に苦しんでいます。😂
みなさんは何で春を感じておられるでしょうか?
さて、今日のお話は”救急”についてです。
動物病院にも急患の患者さんが担ぎ込まれることがあります。
今回私が出会ったのは産科の救急でした。
とある妊娠したワンちゃんの飼い主さんから、「破水したけれども子供が出ない!」という電話がありました。
急いで対応しなければ赤ちゃんとお母さんの命が危ないのですぐに来院してもらいました。
来てもらった時点で、破水し、胎盤の一部も出て来ている様子でした。
つまり、赤ちゃんがお腹の中で呼吸困難になっている非常に危険な状態です。
レントゲンを撮ると、お腹の中に2頭赤ちゃんが確認できました。
そのうちの1頭が産道につまっている状態でした。
赤ちゃんを救うために、帝王切開をして赤ちゃんを取り上げる必要があると判断しました。
スピード勝負です。
お母さんに麻酔をかけます。
麻酔のお薬はお母さんの体を通して赤ちゃんにも効いてしまうので、素早く子宮から取り出します。
赤ちゃん2頭を看護師さんに託し、お母さんの手術を進めます。
赤ちゃんも麻酔のお薬で眠ってしまいます。
看護師さんが懸命にタオルで擦ったり、湯たんぽで温めたりしながら懸命に蘇生してくれます。
すると、「ピー!」という鳴き声が聞こえました。
赤ちゃんが目を覚まして鳴いてくれました!
2頭とも鳴き始めました!
赤ちゃんの鳴き声は命が助かったことを意味します。
非常に嬉しいものです!😊
お母さんの手術も無事に終わりました。
赤ちゃんを近づけると、初めてのおっぱいを飲み始めてくれました。
これでようやく一安心です。
このあと、お母さんと赤ちゃん2頭は無事に退院してくれました。
元気に成長してくれることを祈るばかりです。😌
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします♪
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JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
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