膵炎について、知っておいてください!!
3月12日(金)
*******臨時休診のお知らせ*********
院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください。
******分院からのお知らせ*********
3月17日(水)は太陽、德田ともに臨時休診となります
こんばんは😺分院の獣医師、德田です🐼
3月に入り、暖かい日も増えてくるにつれて、来院される患者さんも多くなってきているように感じる今日この頃です🌸
この1か月は「イヌの膵臓」に関してお話をする機会が多かったので、今回は膵臓に関してのお話をさせて頂きますね✨
1.食べ物を消化する酵素を分泌する「外分泌」
2.糖を細胞に取り込むためのインスリンを分泌する「内分泌」
の2種類の分泌を行う極めて重要な臓器です。
1に関連して、その膵臓がさまざまな原因によって炎症を起こしてしまい、ただしく外分泌できず、まさかの自分の組織を自己消化😥してしまっているのが「膵炎」と言われています。
また、2に関連して、インスリンを内分泌できなくなってしまうのが、糖尿病のうち、イヌで多くみられる「1型糖尿病」と言われています。
今回は前者の膵炎について、知っておいてほしいことを発表します!
①「嘔吐、下痢の裏に、膵炎が隠れているかも。。」
②「急性膵炎は重度の場合、致命的な状態に陥りやすい代表的な疾患」
①膵炎の症状は、胃腸炎とほとんど一緒なんです💦
なぜかというと、絵をみていただけるとすぐわかるはず!(手書きでわかりづらかった、すいません)
胃と腸にくっついているからなんです!!
炎症が胃に波及すると、、?⇒吐く
炎症が腸に波及すると、、?⇒下痢
「あー、まーたうちの子、吐いてるわぁ。今日ちょっといつもより吐く回数おおいけど、まぁ、胃腸炎やろなぁー。明日、お薬だけもらいにいこーっと」などと思っていたら、
膵炎になっていて初期治療が遅れるなんてこと、十分に考えられます😫😫
②急性膵炎は「獣医師にとって、よくある病気だけど絶対油断出来ない疾患TOP3」には絶対入ってきます。
この理由は、重度の膵炎になると、先ほどの、嘔吐下痢などの消化器症状にとどまらず、全身の臓器に作用し、腎不全、血栓症、ショックなどを引き起こすからです!💥💥
重度の膵炎かどうかは、初日の診察で血液検査やエコー検査でもわからないこともあり、ほとんどは次の日も連続して診察に来ていただくことが多い疾患です。飼い主さんであるお母さん、お父さんの負担も重々承知ですが、愛犬の膵臓を守るためにもご協力をお願いします😷😷
急性膵炎にとても効果があるお薬もこの数年で開発され、当院にも置いていますので、
ご安心ください!
本日は膵臓のお話しをさせていただきました✨
わからないことがあれば、気軽に聞いてください✨嵯峨野で德田がお待ちしています😉
P.S.
私には夢があります!!I have a dream!
日本一とも噂されるこの右京AHのブログで「いいね」数No1になることです!
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とくだ@U-KYO-Animal Hospital
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定