尿管閉塞ってご存知ですか?
7月30日(金)
*******臨時休診のお知らせ*********
院長(平野)は完全予約制となりますので、ご注意ください。
こんばんは🐺分院の獣医師、德田です😺
東京オリンピック🏆🏅が始まりましたね!コロナウイルスのせいで、自国開催なのに100%楽しめないことがとても悔しいですね。。😥😥スポーツが好きな私は、家でおとなしくオリンピアンを応援してます🎌競泳の瀬戸選手に特に注目していました。親友?の萩野選手と決勝で一緒に泳いで、結果。。メダルを逃してしまいましたが、二人の爽やかなスポーツマンとしての泳ぎに感動しました😍
さて、今回は『尿管閉塞』のお話をしたいと思います。
このお話でお伝えしたいポイントは3つあります!
①「尿の問題でも消化器症状」
②「予防が大事」
③「治療はどれもいばらの道」
この3点です!それでは【とく、トーク】スタートです!
(あ、皆さん、このカテゴリ覚えていただければ嬉しいです(笑))
この1か月、尿管閉塞のねこちゃん🐈を診せていただくことが複数回あ りました。
みんな「複数回吐いて食欲がない」を主訴に来院されました。
そうなんです!尿が原因なのに消化器症状が出てきます!😫😫
腹部エコー検査でこんな腎臓がみつかりました。
左が異常な腎臓で、右が正常な腎臓です。左の黒い部分は本来右のように、細い線のように見えるんですよ!それがこんなに太い!
これは下の図のように、赤矢印領域になんらかの理由で尿が流れない理由が存在するため、膨らんでしまっている尿管が映っています。
エコー検査で原因をつかめることもあるのですが、よりはっきりと調べるにはCT検査が必要になります💦
また、現在当院で行っている治療方法は、大きく3つです💥
①点滴によって尿をたくさん作らせて、閉塞原因の排出
②人工尿管設置(新しく腎臓から膀胱への道を作る)
③閉塞部分を切開して、原因除去
①でいけるならばそれに越したことはないのですが、物理的に詰まっているものを尿の力で排出することはやはり簡単ではなく、さらに時間と負担もかかることが多くあります。
②は緊急を解除するにはよいのですが、人工物を身体に残すことによる弊害が発生してしまうという報告があります。
③は理論上は簡単ですが、手術自体がとても難しい手術の類になり、一般的にしていない病院がほとんどです。
具体的には、高い技術の獣医師でも、74頭のうち、手術後なんらかの理由で再度閉塞してしまう子が10頭いるという論文が2016年に発表されています😭しかし、ぜひ知っておいてください!右京動物病院の本院長はこのデータよりも低い合併症率を誇る技術をもっていますので、お困りの際はぜひ一度ご相談ください✨
このような病気にならないためには、予防が大事だと思います✋とくに見た目に元気でも、5、6歳くらいからでも健康診断として、レントゲン検査、エコー検査で尿路に結石などが、存在していないかどうかをチェックしておくことをお勧めします!もし結石があるのならば、療法食😋🍴での治療&悪化予防をすることが一番です!!
尿管閉塞の治療はどれもいばらの道で、大変なのは事実です。
愛犬、愛猫にとって、どうするのが一番なのかをしっかりと担当獣医師と相談して治療を決めていくことが大切です。
本日は尿管閉塞、健康診断で予防のお話をさせていただきました✨わからないことがあれば、気軽に聞いてください✨嵯峨野で德田がお待ちしています😉
P.S.
私には夢があります!!I have a dream!
日本一とも噂されるこの右京AHのブログで「いいね」数No1になることです!
※内容がよかったと思ったら「いいね!」を押してください。
すこし下にある青いバーのところです。よろしくお願いします(笑)
とくだ@U-KYO-Animal Hospital
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師
ISFMキャットフレンドリークリニック ゴールド認定
貼り付け元 <https://blog.ukyo-ah.com/blog/>