最期の声
11月19日(金)
*****セミナーのお知らせ*********
パピー教室:11月26日(金)
*****本院からのお知らせ*********
10月から”予約優先診察”となっておりますが、
ご予約されていない方でも、診察は可能です。
もし予約が出来なかった場合は、直接ご来院ください。
(*獣医師の指名はできませんのでご了承ください)
みなさんこんにちは🐤
毎日毎日寒くて仕方がない小牧です🐣
こたつを出そうにも、毛布を洗ったりするのが面倒で…
寒いならさっさと出せ!って話なんですけど(笑)
ゆっくりした休日にでも引っ張り出そうかなと考えております”(-“”-)”
さて…今日は少し悲しいお話です。
小牧のぼやきだと思って流し見して頂けると幸いです(´・ω・`)
10月末、大好きだった祖父が亡くなりました。
一昨年、去年あたりから何度か入退院を繰り返していました。
もう少しでお別れかな、と考えていましたが
なんやかんやで窮地を乗り越えてきた祖父なのでまだ大丈夫だろうと思っていた
小牧もいました。
7月終わりごろ、実家に帰った時に高熱に見舞われたり
(コロナではありませんでした)
膝からの出血が止まらなかったりと、どんどん悪い方向に進んでいっていました。
そして私が帰ってすぐ、入院したよと連絡が来ました。
すぐに退院して、また元気な姿を見れるだろう、と悪い考えを無理やり
押さえこんでいました。
それから3か月間の間入院しており、コロナのせいで面会にも行けず
やっと会えた祖父はすでに危篤の状態でした。
危篤の報告を受けた時、私はこちらにいて時間も遅かったので
間に合わない、帰れても明日の朝だとあきらめていました。
が、奇跡というか、ラッキーというか・・・
仕事の関係で母がこちらにいたので、合流してすぐに地元の祖父が入院している
病院へ向かいました。
車の中にいて、兄たちと連絡をとっていましたがいつ亡くなってもおかしくない
状態で、最悪の場合ビデオ通話だけでも繋いでくれ等言ってました。
先生のおかげで、なんとか間に合いましたがもう意識もない状態で、
酸素マスクに繋がれた祖父を前にして一瞬立ち止まってしまいました。
それでも声を出さなきゃと、「おじいちゃん、来たよ。」と声をかけると
なんとまあ、祖父の目が開いて。みんなびっくりしてました。
息を引き取る前の一時的な反応かもしれませんが・・・それでもうれしくて。
家族みんなで順番にお別れをし、酸素マスクや点滴等をきって、
朝方に祖父は息を引き取りました。
小さいときから可愛がってくれ、高校の時はバスで行きたくないという我儘な私をほぼ毎日学校まで送り迎えしてくれたり、一人暮らしを始めて実家に帰るたびに美味しいごはんを食べさせてくれたり・・・いろんな思い出があります。思い出すだけで涙がでてきますし、まだ実感がありません。
とまあ、ちょっとまだ祖父の死を引きずっている小牧ですが・・・
みなさんは大切な人や家族が最期の時、なんて声をかけますか?
ありがとう、さようなら、ごめんね・・・など色々かと思います。
動物も人も、心臓が止まっても最後まで残っているのは「聴覚」だと聞いたことがあります。
なので、最期の時はみなさんの声が最期まで聞こえているということです。
私はふとこのことを思い出し、祖父の最後の時は「ありがとう、長い間頑張ったね。お疲れ様、ゆっくり休んでね。大好きだよ。」と言葉を伝えました。
もし、今後みなさんが大切な家族とお別れの時を迎えてしまった時はぎゅっと抱きしめて「ありがとう、大好きだよ」と伝えてあげてくださいね。
私は実家に帰るたびに愛犬たちにうざがられるくらい大好きを伝えています。(笑)
一日一日を大切にしたいなとまた改めて考えた最近の小牧でした!
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
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こまき@U-KYO-Animal Hospital