連休中の緊急事態!
5月10日(日)
*****セミナーのお知らせ*********
パピー教室:5月28日(土)
デンタルセミナー:5月22日(日)
シニアセミナー:5月20日(金)
*****本院からのお知らせ*********
5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
こんにちは!嵐山分院院長の田中です。
3年ぶりのゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか?
長い人だと10連休もあったそうですね😆
私はもっぱら息子とお家で過ごしていました。
GWに一緒に遊びに行くのが待ち遠しいです。😄
そんなGW中に、Sちゃんという13歳の女の子のワンちゃんが来られました。
2~3日前から食欲が低下し、元気がないということでした。
各種検査の結果、“子宮蓄膿症”という病気であることがわかりました。
子宮蓄膿症とは、避妊手術をしていない高齢の女の子のワンちゃんで起こる病気です。
子宮の中にバイ菌が入り込んでしまい、子宮の中で増殖してしまいます。
最悪の場合、子宮が破けてバイ菌がお腹の中にばらまかれてしまいます。😱
治療法は手術が第1選択となります。
手術を行うことが危険な場合お薬で治療することもありますが、ほとんどの場合で再発してしまいます。
なので、手術で膿がたまった子宮を取り出してあげる治療が最も最善の治療です。
Sちゃんも検査で手術に耐えられることがわかったので、飼い主様と相談して手術をすることを決断しました。
すぐに緊急手術を実施しました。
お腹を開けると腫れあがった子宮が出てきました。
子宮を無事に取り出しましたが、お腹の中に“腹水”がたまっていることに気が付きました。
その腹水を取って顕微鏡で見てみると、バイ菌がいました!
子宮が破れて腹膜炎を起こしてしまっていたので、Sちゃんはぐったりしていたのです。
お腹の中を洗浄し、無事に手術が終わりました。
術後も入院中は要注意です。
腹膜炎を起こしているので、状態が悪化する可能性もあります。
膵炎など他の病気を引き起こしたり、バイ菌がまた増える可能性もありますので3日間集中治療を行いました。
幸い、術後の経過は良好で、4日目に退院することができました。
ただ、入院中は緊張もあってかご飯をあまり食べてくれませんでした。
ちょうど今日再診に来ていただきました。
退院後におうちで少しずつご飯を食べられるようになったとのことで、一安心でした。
今日は病院でおやつも食べてくれました!😆
まだ回復途中ですが、手術を決断してよかったです。
早く元気になってね!!
右京動物病院 ARASHIYAMA 院長 田中
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