充実した毎日

こんばんは、院長です。
皆様、ご無沙汰しております。
スタッフ数も多くなり、私がブログを書く機会も滅法減ってしまいました。
楽しみにしてくださっている方には申し訳ありません。

今晩は夜間診察中の合間にこの記事を書いています。
先ほどまで発作や肺水腫など救急の症例が立て続けに来院しておりました。
日々の診察や手術に加えて夜間診察も実施となると身体にはこたえますが、
右京区に住む動物たちの命を一つでも多く救うために皆で頑張っています。
何かあったら遠慮なくご相談くださいね。

さて、本日は何を書こうかとも思っていたのですが、、、
最近の日常を綴ってみたいと思います。

ここ最近は心臓外科手術が立て込んでいます。
本日は夜勤と書きましたが、昨日も心臓外科手術を実施していましたので、宿直しておりました。
それでも手術待ちの子や他の獣医さんからご紹介頂く子が多く待っており、
なんとか少しでも多くの子を助けられないかと自分の時間を捻出できるように心がけています。

また以前の私の記事でも書かせていただいたように最近では、一部の手術を「右京獣医療研修センター」で実施しております。
こちらの施設は一般の病院とは違い、獣医さんの研修を目的として私の手術を最新鋭の画像システムを使って学べる施設になっています。

手術室にはあまり普通の動物病院ではみないような医療機器が所狭しと並んでいます。
どれも私が手術する際にはなくてはならないものたちです。

そして手術室の隣にはゆっくりと見学できる部屋があります。
ガラス越しはもちろん、モニターで術場の様子が学べるため非常に有意義なのではないかと思っています。

このような施設を抱える動物病院は他にはあまりないかもしれません。しかし私としては自分に何かあった際に、自分と同じ獣医療を提供できる体制を右京動物病院で構築したいという夢があります。
もちろん身体に気をつけていつまでも診療に携われるのが一番ですが、人生に何が起こるかはわかりません。
まだ若いと言われる年齢ではありますが、いざ引き継ごうと思っても手術スキルというのはすぐに渡せるものではありません。
なので今後の地域の獣医療を守っていくためにも、このような施設を設立しました。
おかげで借金も増え、私の給料が大幅にカットされてしまったのは言わずもがなですが笑

そんな感じで日々右京動物病院、京都動物医療センター、そして大阪の動物病院などで手術に携わり日々忙しくさせていただいています。
私を頼っていただける皆様には感謝するとともに、改めて気を引き締めて頑張っていきたいと思っております。

こうやって書いていると私にもオフがなさそうにも見えますが、先日には久々に休みを楽しむこともできました。
一つは京都で対面の学会が久々に開催されたことです。
コロナ禍になってから、学会もオンラインでの開催が多く、もちろん勉強はできるんですが生の感覚を味わえずに寂しい思いもありました。
それが先日ようやく解禁されて、学会に参加してきました。
右京動物病院で働く細田先生が珍しい症例を発表してくれましたし、京都動物医療センターで9月から循環器科を担ってくれる先生が講演もしてくれていました。
　

私は皆さんの発表を聞かせてもらいながら学ばせていただき、懇親会では普段会えないような先生方とたくさんお話ができて嬉しい時間となりました。
コロナが落ち着いて、このような機会がどんどん増えてくれるのを祈るばかりです。

後もう一つの私の恩師と兄弟子とトレッキングに行ってきました。
恩師と兄弟子は私の獣医人生のみならず人生において欠けてはならない存在で、本当に家族のように今でも仲良くさせていただいている方達です。

弟子と師匠という関係性を超えて今でも可愛がっていただけることに本当に感謝です。
また私より年上にも関わらず、遊びでも仕事でも一回りも二回りも若く精力的な様子を見ると、まだまだ弱音を吐けないなと刺激をいただけます。

そんなこんなで本日は私の日常を綴ってみました。
ブログを読んでくださっている方にはこんな内容で恐縮ですが、お付き合いいただきましてありがとうございました。

夏も終わり、肌寒い季節も増えてきましたが、季節の変わり目は動物も体調を崩しやすいものです。
皆様も動物たちも身体に気をつけてお過ごしください。

それでは今日はこの辺で・・・　出来ましたら、「いいね」をお願いします♪

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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO
JAHA認定　総合臨床医・外科医/　国際中獣医学院認定　中獣医鍼灸師
 ISFMキャットフレンドリークリニック　ゴールド認定