一番怖いのは…
*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:10月9日(日)、22日(土)、26日(水)
デンタルセミナー:10月21日(金)
シニアセミナー:10月28日(金)
*****本院獣医師・臨時休診*********
細田:10/16(日)・30(日) *10/20(木)・・・出勤日
岡山:10/22(土)・23(日)
鈴木:月曜・金曜休み
*****SAGANO・OIKE 臨時休診*********
10/10(月)
二股:10/11(火)
*****本院からのお知らせ*********
5月から夜間診療を開始しました。平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんばんは。獣医師の三浦です。
先月は少し長期のお休みをいただき、愛猫ごまつぶを病院に預けていきました。
久しぶりの病院だし、健康診断をしよう!ワクチン接種しよう!
と意気込んで連れてきたのですが、ごまちゃんが恐ろしく狂猫化してしまいました😭
これ、真正面にいるのは飼い主(私)です😭
ひたすら唸って猫パンチを繰り出すので、触れなくなりました😭
結局、ワクチン接種どころか体重測定すら出来ませんででした。
病院に来ると豹変してしまう猫さん、たくさんいます。
飼い主様もとても心配したり謝ったりしてくださるのですが、
大丈夫です!愛猫が一番怖いです!笑
ちなみにごまちゃんは、家では爪切りも投薬も簡単にさせてくれるいい子なんですよ。
病院+私が仕事着に着替えてしまったので、スイッチが入ったようです…。
そしてつぶちゃんは、飼い主の事はとっとと忘れて看護師さんに甘えまくりでした。
どこでもやっていける子です😂
猫さんの性格は本当に様々で面白いですね。どんな子も愛らしいです。
さて、本日はシニアさんに注意して欲しいトラブル、変形性関節症についてです。
何度か書いたことがあるとは思うのですが…
このトラブル、本当に多いのですが「歳だからしょうがないよね!」で終わらされていることも多い気がします。
最近聞いた報告によると、犬も猫も、約40%の子がこの病気で日々痛みを感じているようです。
変形性関節症とは、
「関節軟骨の変形と破壊、関節辺縁や軟骨下骨のにおける骨の増生、
そして二次性滑膜炎を伴う、進行性かつ非感染性の関節疾患」
と定義されています。
かなり長く難しいですが…要は加齢と共に少しずつ進行してくる関節疾患です。
原因には年齢、肥満、遺伝などの他
骨折や脱臼、靭帯損傷などから二次性に生じるものもあります。
健康診断でレントゲンを撮って、たまたま見つかるケースも多いです。
治療には症状に合わせて様々な方法があります。
1. 体重管理🍖
肥満は悪化要因の一つです!
日頃から体重管理には気をつけましょう。
2. 運動や生活環境の改善🏡
ジャンプや急な階段の上り下り、滑る床など
足腰に負担になる運動や環境を見直します。
3. 疼痛管理💊
痛みが強い場合は痛み止めを使っていきます。
痛み止め=副作用が強いと思いがちかもしれませんが、
最近では副作用が少なく安心して長期使用できるお薬も出てきています。
4. サプリメント💊
様々なサプリメントが販売されていますが、
最近ではオメガ3脂肪酸などの脂肪酸が豊富に含まれたサプリメントが主流です。
臨床研究での成果も出ているため、当院でもお勧めすることが多いです。
5. リハビリテーション🐾
慢性的な痛みに対してマッサージを行ったり、
歩行機能回復を目的とした無理のない運動を行なっていきます。
他には、どうしても管理できない場合は人工関節を使用するなどの外科療法もありますが
特殊な技術や器具が必要なため、あまり一般的ではありません。
紹介した1〜5の方法はどれもとても大切で、
この方法が良い!と一概に言えるものではありません。
その子の状態に合わせて、何が必要か選択してきます。
今回特にお伝えしたいのは、「歳だからといって放置しないで!」ということ。
痛みがあると、動物さんたちの動きが制限されます。
動きが制限されると、筋肉量が落ちていきます。
筋肉量が落ちると、さらに動けなくなります。
また、痛みは睡眠不足にもつながります。
夜十分に寝れないので、昼間もうとうと…
寝付けないのと、動けないので夜鳴きにもつながります。
痛みを放置すると一気に生活の質が落ちてしまうのです😵
気付いた時から、できることから、対策していきましょう!
R.Miura@U -KYO-Animal Hospital
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JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師