冬によくある病気
12月1日(木)
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こんばんは、獣医師の國廣です。
最近一気に寒くなり、私にはつらい季節がやってきました。
うちのハリネズミはタオルに篭って暖をとっています。
寝顔がなんとも言えないゆるキャラ感・・・笑
こちらまで眠くなってきますねー。
まだまだ感染対策をして、元気に冬を乗り越えましょう。
本日のテーマは冬に増えてくる病気として代表的な「膀胱炎」について
最近も頻尿や血尿を主訴に来院される方がちらほら。
特に多いのは猫ちゃんの「特発性膀胱炎」です。
膀胱炎は、結石や細菌などの感染が原因になることがありますが、
この“特発性”とは「詳しい原因が不明」ということで名前がつけられています。
中でも猫ちゃんではストレスが原因となってることが多いようです。
そこで今回は猫ちゃんの膀胱炎を防ぐ取り組みについて書いていきます。
①飲水量を増やす。
・常に清潔な水を置いておくように、こまめに食器を洗ってあげたり、
同居の犬や猫と分けてあげる。
・蛇口からの流水や鶏の茹で汁など様々な水を用意する。
・水を置く場所を増やす。(トイレの近くには置かない)
・食事に水分を混ぜるか、ウェットフードを使用する。
などです。冬場は特に飲水量が減るので、上記の点に注意しましょう。
②猫ちゃんにとってストレスのない環境を用意する。
<生活環境>
・キャットタワーなど見渡せる場所を用意する。
・多頭飼育の場合は特に、1人でくつろげる場所を用意する。
・外猫が視界に入らないようにする。
・狩猟本能を満たすような遊びをさせる。
・爪研ぎを用意する。
<家族の行動>
・一定の生活リズムを送る。
・雑音を最小限にする。
・香りの強い香水やアロマを避ける。
③トイレの環境を整備する。
・トイレの数は猫ちゃんの頭数+1用意する。
・トイレのサイズは猫ちゃんの体長の1,5倍。
・カバーは可能なら外す。
・猫砂は好みに合わせる。(鉱物系を好む傾向あり)
・砂はたくさん敷き、砂を掻いても底が見えないようにする。
全てではないですが、上記をしっかり守ることで、
猫ちゃんをストレスから守り、膀胱炎だけでなく様々な疾患の予防ができます。
診察でもぜひぜひ相談してください。
それでは、今日はこの辺で。 KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師