人気犬種における好発疾患
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こんにちは 獣医師茂木です😁
前回に引き続き人気犬種さんにおける好発疾患をご紹介します。
今回の人気犬種は柴犬さん🐕
柴犬は縄文時代から人間と共生していたとされ、
当時の遺跡からもその骨が出土しているそうです🙄
性格は勇敢で我慢強く、飼い主に忠実かつ従順。
頭が良いので飼い主の気持ちを汲み取って行動するとされています。
一方、感覚が非常に敏感で警戒心が強いため、番犬に向いているとされています💥
そんな芝犬さんが他犬種に比べてかかりやすい疾患としては
アトピー性皮膚炎、緑内障が挙げられます💦
アトピー性皮膚炎に関して
環境に対するアレルギー疾患で
皮膚のバリア機能異常による敏感肌が原因と考えられております😿
なぜ柴犬にアトピー性皮膚炎が多いかという十分な検討はされていませんが、
遺伝子学的に発症しやすい要因があることが予想されています。
眼や口の周り、脇、鼠径部、足先、耳等に症状が強く認められることが多いです。
発症年齢はおおよそ1-3歳で多いですが早いと6ヶ月齢からみられることもあります。
生涯に渡って付き合わなければいけない疾患です😰
治療にはスキンケア(保湿効果を期待したもの)や抗炎症薬を使用していきます⛑
次に緑内障👀
緑内障とは眼圧上昇を主な要因とする視神経症です。
柴犬では特に疼痛を主訴に来院されることが多いです。
眼圧上昇から数日で眼が見えなくなってしまうことも多いため
緊急疾患の位置づけになってきます💣
治療はあらゆる手段で一刻も早く眼圧を下げることが重要になってきます🚨
点眼薬であったり針をさしたりとにかく眼圧を下げていきます。
治癒する病気ではないですが
眼圧を正常以下にコントロールすることで長期間の視覚維持が可能になってきます。
アトピー性皮膚炎も緑内障も治癒する病気ではありませんが、
きちんと治療を行うことでうまく付き合っていくことができる病気です。
そのためには早期発見が大事になってきます。
変わったこと等ございましたらお気軽にご相談ください😁
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JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師