がんの緩和治療って?
2月2日
*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:2月11日(土)、12日(日)、25日(土)、26日(日)
デンタルセミナー:2月23日(木・祝)
*****本院からのお知らせ*********
2022年5月から夜間診療を開始しました。平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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*****本院からセミナー、説明会のお知らせ*********
猫から目線。京都
オンラインセミナー: 2月6日(月)20:00~21:00
※こちらのセミナーはZOOMにて開催いたします。
リアル説明会 : 2月11日(土)10:00~13:00
2月12日(日)10:00~13:00
※こちらの説明会は右京動物病院 本院 2階 にて開催いたします。
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こんにちは。右京動物病院ARASHIYAMA 院長の田中です。
先日の大雪は大変でしたね💦
久しぶりの雪道運転はとても怖かったです。🚗❄️
よく北海道で運転していたなと思います。
皆様も雪道運転、冬の運転には気を付けてくださいね。☃️
第27回日本獣医がん学会に参加してきました。
1月28・29日の2日間にわたって大阪で開催されました。
今回のメインテーマは「がん終末期のケア」でした。
がんの治療には緩和治療が必ずセットになります。
“緩和治療”と聞いてどんな治療をイメージされるでしょうか?
がんの治療をあきらめて、余生を楽に過ごすための治療というイメージがあるかと思います。
私もそうでした。
多くの獣医師もそのイメージを持っているかと思います。
ドラマや映画の影響でしょうか…📺
実はそのイメージは間違ったものなんです。
人のがん治療においては、緩和治療はがん治療の開始とともに、緩和治療も開始します。
緩和治療をがんの末期から開始した患者さんと、初期から開始した患者さんを比較すると、緩和治療を初期から開始した患者さんの方が長生きすることがわかっています。
より症状が少なく、しかも長生きすることができれば言うことないですね!
では、「緩和治療」とはどんな治療でしょうか?
緩和治療とは、「苦しみを予防し、和らげることで、生活の質(QOL)を改善する治療」のことです。
あれ?普段の病院での治療とどう違うのでしょうか?
吐いたり、下痢をしたり、皮膚がかゆかったら、その症状を治して楽にしてあげるために治療しますよね?
実は緩和治療も同じことです。😊
がんのせいで起こる種々の症状を予防して、取り除くこと。これが緩和治療です。
こう聞くと、がん治療の初期から行われることも不思議ではないですよね。
緩和治療は特別な施設で行われる特別な治療ではありません。
がんの治療を受ける患者さん皆さんに受けていただく治療です。
もし、がんの初期に「緩和治療を行います」といわれても、症状を楽にしてくれるんだな、と思っていただければ幸いです。
がんの治療をあきらめたわけではありません!
できるだけ楽に、長生きしてもらうことが大事だと思います。
今回の学会で学んだことを今後のがん治療に生かしていきたいと思います!
右京動物病院ARASHIYAMA 院長 田中
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