何年経っても
3月11日(土)
*****セミナーのお知らせ(本院)********
パピー教室:3月18日(土)、25日(土)、26日(日)
(第2回:18日 第3回:26日 第4回:25日 開催予定)
デンタルセミナー:3月19日(日)
シニアセミナ―:3月28日(火)
*****本院からのお知らせ************
2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんばんは!鈴木です。
今日は3月11日ですね。
私が獣医師を目指した理由は、この日がきっかけでした。
幼い頃から沢山の動物に囲まれていたわけでもなく…
どちらかといえば動物は少し遠い存在でした。
東日本大震災は多くの人々に深い傷をつけました。
あの日被害を被ったのは、人だけではありません。
多くの動物たちが命を落とし、負傷し、恐怖に苛まれていました。
現場は人命が最優先です。
その裏で、どれ程の動物も犠牲になっていたのでしょうか…
想像もできません。
もっと救えた動物がいたはず。
それほど身近ではなかった動物という存在が、この震災を通して、なぜか心に深く刺さりました。
何かできないか。
色々と考えた末、行き着いたのが「獣医師を目指す」でした。
そして、学生時代には被災したこともありました。
北海道胆振東部地震です。
震源地から離れてはいましたが、物凄く怖かった事を覚えています。
ライフラインが止まった異世界の中で、1日が果てしなく感じる時間の中で、
たまたま出会った子に心を救われました。
尻尾を振って飛びついて来てくれた、名前も歳も知らないこのわんちゃん。
先の見えない不安の中、底抜けの明るさにパワーを貰いました。
動物の力は偉大だなと。
数年経ちましたが、この子が幸せに過ごせている事を願います。
さらに、先日は東北へも足を運ぶことができました。
沢山の事を感じてきました。
災害現場において、「災害動物医療」という分野があります。
意外にも、獣医師は、災害現場において欠かせない存在です。
避難所での動物との共存問題や、動物の救助、災害救助犬の健康管理がイメージしやすいですが、
他にも人獣共通感染症の管理、取り残された動物の繁殖制御による生態系や環境の乱れ防止、野生動物の管理、食品や水質管理、放射能等に汚染された動物の死体管理など…実に多くの場面で獣医師が携わっています。
動物が嫌いな人もいらっしゃいますが、
動物を救うという事は、人命や環境を守ることに繋がります。
世界でも有数の災害大国である日本ですが、
災害動物医療の発展は不十分だと感じます。
そんな事を言うにはまだまだ未熟な自分ですが、
人の為に、大好きな動物の為に、一獣医師として貢献できることをしていきたいと思います。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、拍手をお願いします♪
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Mitsuki.S@U-KYO-Animal Hospital
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師