夜間救急にて・・・
6月18日(日)
*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:6月24日(土)
シニアセミナー:6月21日(水)
*****本院からのお知らせ************
2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんばんは、獣医師の國廣です。
最近日中は暑くなってきて、夏が近づいているのを実感します。
僕は冷え性なので、病院の冷房が寒くてたまに厚着をしています。笑
夜は冷えることもあるので、皆さん体調にはくれぐれも気をつけてください!
では、本日のテーマですが夜間救急に来た7ヶ月のトイプードルRくんのお話。
Rくんはソファから降りた後、着地を失敗して左前肢を上げているとのことでした。
早速レントゲンを撮影すると、
やはり骨折していました。小型犬で最も多い橈尺骨の斜骨折です。
骨折の治療は外固定のみのものや、手術による固定様々な治療がありますが、
Rくんの場合はプレートによる固定方法を実施しました。
ロッキングプレートと呼ばれるプレートは折れにくく、衝撃などに強くなっています。
術後のレントゲンですが、しっかりと橈骨にプレートが設置しています。
(実はRくん、1ヶ月前にも骨折しており、骨吸収が起きているためレントゲンでは尺骨に大きな隙間ができています。)
術後はプレートに入れたらネジ(スクリュー)を一部抜く場合と、完全にプレートを取る場合がありますが、Rくんの場合は尺骨の骨吸収や犬種などを考慮し、前者の方になります。
目安は3ヶ月後くらいの予定です。
ソファの段差など、人が大丈夫と思っても動物にとっては危険なことも・・・。
細かい視点で一度自宅の環境を観察してみるのもいいかもしれません。
それでは今日はこの辺で・・・ 出来ましたら、「いいね」をお願いします。
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動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師