健やかな毎日をw(^o^)w
11月19日(日)
゜゚・*:.。..。.:*・゜獣医師の臨時休診のお知らせ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
それぞれの通常の休みに加え、下記日程が休みとなりますのでご注意下さい。
詳しくはホームページの獣医師出勤表をご確認下さい。
平野:11月25日(土)午後・30日(木)午後
まずはアムロの報告を。
生きてます!
食べるものは減ってはいますが、いろいろ工夫すると食べてくれています。
少しでも楽に過ごせるようにと漢方を始めました。
やはりまずいようで、ご飯に混ぜこんでもそれだけ残してしまい、毎日格闘しています😙
それでも調子の良い日は一瞬小走りをしたり、お友達のわんちゃんとおしゃべりしたり…
健やかな毎日をおくれています😊
最近では奈良公園に一緒にお出かけをしました!
たくさんいる鹿さんに特に反応することもなく、お散歩を楽しみました😁
また、先日私もまた一つ年をとりまして、スタッフみんなにお誕生日のお祝いをしてもらいました😆
もちろんアムロも一緒に誕生日パーティーをすることができました!
次はクリスマスパーティーを目標に、アムロ頑張りま〜す😁
それでは今日のお話のテーマ、気管虚脱という病気についてお話します。
気管虚脱は気管がぺしゃんこに潰れてしまうことで咳や呼吸困難を引き起こす病気です。
狭くなった気管を空気が通るため、ガチョウの鳴き声のような呼吸音が特徴的です。
原因は不明であり、ヨークシャーテリアやポメラニアン、トイプードル、マルチーズのような小型犬で多くみられます。
発症年齢は1〜5歳と幅広く、特に肥満傾向の犬が多いです。
診断するためにはレントゲン検査や透視画像検査が必要です。
息を吸った時と吐いた時の気管の太さを比較します。
治療法は程度によりますが、根治を目指すには手術が必要になります。
気管の虚脱部を矯正するために、特殊な装置を気管に設置します。
気管の周囲にはたくさんの血管と神経が張り巡らされています。
それらの血管や神経を触らずに手術するのは非常に難しいものです。
ある程度症状が緩和的であれば、内科治療を行います。
気管支拡張剤や、炎症を抑えるためにステロイド剤を使用します。
現在当院でも内科治療で頑張ってくれているヨークシャーテリアのDちゃんがいます。
Dちゃんはある夜、呼吸困難で運ばれてきました。
呼吸はガーガーと凄まじい音を立て、非常に荒かったです。
Dちゃんはもともと心臓も悪かったため、より呼吸困難が重篤化し、舌色は真っ青でした。
すぐさま酸素化し、呼吸を安定させる必要がありました。
レントゲン検査で頚部の気管が非常に細くなっているのがわかりました。
Dちゃんは心臓病もあるため、できるだけ手術はしない方向で、内科治療を開始することになりました。
酸素化することで舌色はピンクに戻り、徐々に呼吸も落ち着きました。
Dちゃんはもともと大の緊張しぃさんで、病院に来るだけでいつもドキドキしっぱなしだったので、呼吸状態さえ落ち着けば、早いうちに退院することとなりました。
退院後も今の所調子は良好そうで、大好きな飼い主お姉さんに抱っこされて通院してくれています。
Dちゃんは少しぽっちゃりさんでもあるので、ダイエットも頑張ってくれているとのことです🤗
Dちゃんまだまだこれから!
ちょっとでも病院に慣れてくれるといいなぁ〜☺
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A.Hyakkoku@U-KYO-Animal Hospital
京都市右京区(鳴滝・常盤・太秦・嵯峨・嵐山・花園・梅津・円町・西京極)
京都市内唯一腹腔鏡システム導入 [腹腔鏡下避妊手術]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER