お外は危険がいっぱい
1月17日(木)
先日来院された猫ちゃん
主訴は(足が痛そうでびっこをひいているとのこと)
初めは高齢ということもあり
関節炎になってしまっているのかな?
無理な運動などで足を痛めてしまったかな?
など思っていたのですが
いざ触診してみると・・・
患部に傷跡があり、熱く腫れていました
これは・・・と思い
「この子はお外に出たりしますか?」
と聞いてみると
「はい」
とのこと
恐らく他の猫とケンカしてできた傷から細菌が侵入したのでしょう
中には血様の膿みが貯留しており
その中には多数の細菌が認められました
そこで傷を切開して
中の膿みを排出し、洗浄をおこなって処置しました
熱もあったので点滴もおこない
また感染を抑えるために抗生剤の注射を打たせてもらいました
これで一安心ですが
外に出るとこういった感染症になってしまうことがよくあります
またエイズや白血病もこういったことで感染してしまうため要注意です
交通事故などの危険性も多々あります
何度もお願いしていますが
飼い猫はできる限りお外に出さないようにしてあげてください
お外は危険がいっぱいです