潜在精巣について🐶
*****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:6月22日(土)、30日(日)
デンタルセミナー:6月23日(日)
*****本院からのお知らせ*************
2022年5月から夜間診療を開始しました。
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんにちは!
獣医師の筑紫です😊
今日はワンちゃんの潜在精巣について紹介します!
ワンちゃんの精巣(睾丸)はお母さんのお腹の中にいる時に作られます。
そして実は精巣は陰茎近くにできるのではなく、最初はお腹の中に精巣が作られます。
それが出産後に、お腹の中→内股→陰嚢、といったように移動するんです!
その過程で片側または両側の精巣が陰嚢内まで移動せずに、お腹の中や内股に止まってしまうことを「潜在精巣」といいます。
なぜこの「潜在精巣」を紹介するかというと…
この潜在精巣は正常な精巣と比べてとても腫瘍化しやすいからです!!💦
色々なデータがありますが、通常の約13倍も精巣腫瘍になりやすいと言われています😭
なので僕たちも仔犬さんが病院に来られた時は出来るだけチェックしています!
基本的に生後6ヶ月までに陰嚢内に精巣がないと潜在精巣とされており、その潜在精巣は腫瘍化する前に手術で摘出することを勧めています。
なので僕たちは仔犬さんの健康チェックで精巣がさわれない時は特に去勢手術をお勧めしているんです!🙌
ただ、精巣が滞ってる位置によって手術のやり方が変わる時があります。
内股に精巣が停留している場合は、通常の切開位置でできる場合もあれば内股を切開する必要がある場合もあります。
お腹の中に停留している場合は、開腹して摘出する場合や、当院では腹腔鏡の小さい傷で摘出できる場合もあります✨
それらの判断は診察時の触診や画像診断である程度、予測可能なのでぜひご相談ください!
また、ご自宅のワンちゃんたちで去勢手術をしていない子がいたら、ぜひ精巣が陰嚢内に二つあるか確認してみてください!!
片方ない、もしくは両方ない…
そう言った子は是は早めにご相談くださいね😊
CHIKUSHI@UKYO
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師