お水の量が病気のヒントに?
7月18日(木)
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こんばんは!本日25歳の誕生日を迎えました、獣医師の前田です。
京都に移住して約3ヶ月、、徐々に慣れ始めましたが初めての一人暮らしでなかなか寂しい瞬間もあります。
そんな中、母が定期的に実感の猫ちゃんやうさぎちゃんの写真をLINEで送ってくるのですが、寂しさが紛れるどころか会いたさが倍増するばかりです🤣
(下の写真は母が送ってきた銀次🐈⬛がきっころ🐰をパンチしている瞬間です笑)
さて、暑くなってきてお散歩帰りに「喉が乾いたー!」とたくさんお水を飲むワンちゃんも増えてきている頃だと思います。
本日はそんなわんちゃん、ねこちゃんのお水の量に関してのお話です。
おうちの子がお散歩帰りなど暑い状況ではないのに「なんかいつもより飲む水の量が多いな…」と感じたことはありませんか?
それ、もしかすると病気のサインかもしれません。
動物さんは腎臓の病気や肝臓の病気、ホルモンの病気で通常より多くのお水を飲み、通常より多くの尿が出てしまういわゆる『多飲多尿』という症状を示すことがあります。
多飲多尿を示す可能性のある病気として、下の図のようなものが挙げられます。
このように多飲多尿は様々な疾患で現れる症状です。特に5~7歳くらいの中年齢のわんちゃんねこちゃんはホルモン疾患になりやすいので注意が必要です。涼しい環境での飲水量を定期的にチェックしておくと、病気の早期発見につながるかもしれません。
もちろん気温、運動量、食事中の水分量などにより飲むお水の量は多少変動があると思います。では具体的にどのくらいの飲水量・尿量で多いと判断するかというと、
1日あたりの飲水量
犬:90~100 ml/kg以上 猫:50 ml/kg以上
1日あたりの尿量
犬猫ともに 50 ml/kg以上
と言われています。涼しい環境で過ごしているのに上記よりも多くの飲水と排尿が見られた時多飲多尿と判断されます。10 kgのわんちゃんだと900 ml~1L以上の飲水と、500 ml以上の排尿が見られると多飲多尿と判断されるということですね。
病気だけではなく心因性(精神的要因)で多飲多尿を示すこともありますが、おうちの子がいつもより多く水を飲んだり排尿をしたりしていると感じた場合は、一度その量を計測してみてください!
暑い日が続きますが、飼い主様も動物さんも体調管理に気をつけて元気にお過ごしください(^^)
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Maeda@U-KYO-Animal Hospital
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JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師