CT検査増えてます!
2月12日(月)
****セミナーのお知らせ(本院)*********
パピー教室:2月18日(日)、25日(日)
デンタルセミナー:2月17日(土)
*****夜間診察のお知らせ*************
平日20:00~24:00で実施しています。
ご来院前に必ずお電話いただき、救急の方のみご利用ください。
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こんにちは、こんばんは。獣医師の國廣です。
本日は3連休の最終日ということで、お出かけされた方も多いでしょうか?
僕は月曜と火曜休みなので、世間のお休みとはズレています。
なので、普段出かける時は空いていて得した気分になることも!
先日はたまにの贅沢で、おしゃれなフレンチを食べに行きましたが、お客さんが少なく子連れには非常に助かりました。
料理もおいしかったので、診察の時におすすめさせてもらいます🤩
では、本日のテーマですが
最近CT検査を行う機会が多いので、CT検査について少し話します。
CTとはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略であり、エックス線を用いて輪切りの画像を撮影する検査です。360°全方向からのレントゲンをたくさん繋げた画像と思ってもらえるとイメージが湧きやすいかと思います。
人と同様のCTを動物でも使用しますが、大きく違うところは綺麗な画像を得るためには麻酔が必要であるということです。(状況に応じて無麻酔で撮影することもあります。)
当院では数年前に導入しましたが、より一層撮影する機会が増えてきております。
どういった時に撮影するのか少し具体例をあげていきますと
まず当院でよく手術を行っている「尿管結石による閉塞」です。
特に猫ちゃんで多くみられ、急性腎障害を起こす非常に怖い病気です。
レントゲン検査やエコー検査でもある程度把握することはできますが、手術前には必ず撮影し、結石の大きさや数を把握する必要があります。(⭕️の部分が結石です。非常に鮮明に見えています。)
続いて「腹部の臓器腫瘍の把握とその転移の有無を確認する」時にもよく使用します。
写真は脾臓の腫瘍のCT画像ですが、腫瘍そのものの把握はもちろん、血管の走行や他の臓器との位置関係、リンパ節や肺への転移の有無を確認します。
手術適応がどうかの見極めも非常に重要になっています。
黄色矢印が正常な脾臓の幅、赤矢印が腫瘍で肥大した幅、青矢印は散在している腫瘍を表しています。
また当院では撮影後、専門医へ読影を依頼し、遠隔診断してもらうことも強みの一つです。
他にもたくさんCT検査を行う必要があるケースはあります。
当院ではしっかり必要性を見極めた上で実施していますので、何かご相談があればいつでもお話ください。
KUNIHIRO@U-KYO-Animal Hospital
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京都市内初の腹腔鏡システム、CT検査装置導入 [腹腔鏡下避妊手術、遠隔診断]
動物の総合健康管理施設右京動物病院 HEALTH CARE CENTER・SAGANO・OIKE・ARASHIYAMA・UZUMASA
JAHA認定 総合臨床医・外科医/ 国際中獣医学院認定 中獣医鍼灸師